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当院の前々身は、明治12年に三顧堂亀谷医院として発足し、昭和43年に特定医療法人となった亀谷総合病院です。その後、昭和49年4月に慶應義塾大学に移管され、学校法人慶應義塾大学伊勢慶應病院としてその役割を担ってきました。ところが、平成15年3月伊勢慶應病院の閉院が発表されましたが、21万余人もの方の病院存続への署名を頂き、後継病院として、「ひかり病院グループ」が決まり、平成15年10月1日より、「医療法人・全心会・伊勢慶友病院」として生まれ変わりました。 |
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1.ひかり輝く心身であれ
2.患者さまの立場になって考えよ
3.責任を持って行動せよ
であり、この理念に沿った医療を、地域に密着した形で提供するものです。病床は地域性を考慮し、一般病床と療養病床の混合となりました。あらゆる患者さまの治療、療養のニーズにお答え出来、より専門的な治療、急性期から亜急性期、療養にいたるまで、同じ病院で患者さまにとって総合的な医療を行います。
地域一般病院として、今後の慢性期医療(高齢者医療)を見据え、機能分化と地域医療連携を基本とします。特に、高齢者を中心とした慢性期医療に対しては、急性期専門病院と在宅医療・介護保険の中間に位置し、
①高齢者にふさわしい入院医療
②リハビリテーション機能
③急性専門病院の後方支援機能
④ターミナルケア対応機能等を提供できる病院を目指します。
開院して3年目、当初28名であった入院患者数は、現在230名に達しようとする状況です。この4月から9月までの6ヶ月間の療養病棟への紹介入院患者数は、189名です。その紹介元病院は、山田赤十字病院から80名(42%)、総合伊勢市民病院から33名(17%)と、急性期病院からの紹介で60%を占め、済生会明和病院と町立玉城病院を合わせると約80%となっています。 また、現在の当院での入院患者の患者層をその自宅住所より、その分布を検討した所、当院から半径1Km以内(伊勢市駅から度会橋)の患者は、65名(25%)入院されており、5Km以内(伊勢神宮から明野)には、167名(62%)の方となりました。入院患者の82%は、10Km以内(鳥羽から明和)でした。地域医療を行っている事と痛感しています。医学の進歩した現在でも、医療の原点は、「満足した医療」です。患者様とその御家族に満足して頂ける病院を目指しています。そのために技術も必要ですが、一番大切なのは、「親見なケアー」です。その「親見なケアー」を基本として、全職員一丸となり、患者様やそのご家族が満足・安心できる医療を提供したいと考えております。 |
◆公式ホームページは、
http://isekeiyu.com/
◇所在地
〒516-0041 三重県伊勢市常磐2丁目7-28
TEL:0596-22-1155 FAX:0596-22-3003
主な設備:
・生化学自動分析装置 ・自動血球計数装置 ・浸透圧分析装置 ・呼吸機能検査装置 |
・ヘリカルCT ・ガンマカメラ ・色素レーザー ・気泡浴装置 |
・電解質分析装置 ・血液ガス分析装置 ・超音波診断装置 ・結石破砕装置 |
・MRI ・リニアック ・前立腺温熱装置 ・各種機能訓練装置 |